こんにちは、ふみーずステディです。
東京都江戸川区にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。
今回は”乳がん”についてご説明してまいります。
乳がんは、乳房にある乳腺にできる悪性腫瘍です。
乳房はほとんどが母乳をつくる乳腺でできています。
乳腺は乳頭を中心に15～20の乳腺葉で構成されており、乳腺葉は、母乳をつくる『小葉』と、小葉でつくられた母乳を乳頭まで運ぶ細い枝状の『乳管』とに分けられます。
乳がんの約95％以上が乳管の上皮細胞にできる乳管がん、約5％が小葉にできる小葉がんです。
1. 乳がんの概要
乳がんは、乳房にある乳腺に発生します。
初期には痛みや体調の変化などの症状がほとんどありませんが、自己検診で見つけられる場合もあります。
定期的な検診を受けることが重要です。
2. 主な症状
●乳房に触れるとしこりがあります。
●乳房にえくぼのようなひきつれができたり、乳頭や乳輪部分に湿疹ができます。
●乳頭の先端から血の混じった分泌液が出ます。
●乳房周辺のリンパ節が腫れます。
乳がんができやすい箇所
乳がんのセルフチェックを行いましょう！
＊がんの種類別情報 乳がんを学ぶ
3. 原因
●初潮が早い女性、閉経が遅い女性、出産経験がない女性、閉経後に肥満した女性は発症リスクが高まります。
●飲酒や喫煙習慣もリスクを高めると言われています。
●遺伝的な要因は強いです。
4. 治療方法
●がんの性質や進行具合、全身の状態、年齢、合併症の有無などにより治療法は異なります。
●症状に応じて、手術療法、放射線療法、化学療法（抗がん剤治療）、ホルモン治療など、単独または複数を組み合わせて行います。
5. 今日のまとめ
乳がんは、がんの中でも日本人女性がかかる割合（罹患率）がトップであり、その罹患率は増加の一途をたどっています。
生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、50年前は50人に1人でしたが、現在は14人に1人 と言われており、年間6万人以上が乳がんと診断されています。
また、乳がんで死亡する女性の割合も年々増加の傾向にあり、年間約1万3,000人が亡くなっています。
これは乳がんを発症した人の30％に登る数字です。
年代別だと、乳がんの罹患率は30歳台後半から増加し始め、40歳台後半から50歳台前半でピークになります。
乳がんが、女性の働き盛りを襲う疾患であることを示しています。
乳がんの60％以上はセルフチェック（自己検診）によって発見されていますので、定期的にセルフチェックを行うようにしましょう。
今日はこれまで。
引き続きよろしくどーぞ！
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