悪性腫瘍(ガン・癌)の基礎知識
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こんにちは、ふみーずステディです。

東京都江戸川区にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。

 

今回は日本人の死因・死亡率1位”悪性腫瘍(ガン・癌)”基礎知識の第2弾を記事にしたいと思います。

 

 

1. ガンの発生

悪性腫瘍(ガン・癌)

●癌は人間の細胞の設計図である遺伝子に、徐々に傷がついたために生まれる異常な細胞です。

●ある遺伝子に傷がついた時、細胞が勝手に増殖し続けること(がん化)がわかっています。

このような遺伝子をがん遺伝子といいます。

●細胞が勝手に増殖し続けることによってできる組織のかたまりを腫瘍と言います。

腫瘍には悪性腫瘍と良性腫瘍があり、一般的にがんとは、悪性腫瘍を指します。

●悪性腫瘍は、異常な細胞が周りに広がったり(浸潤)、別の臓器に飛び移ったり(転移)、正常組織への栄養を奪って身体を衰弱させたり(悪液質)します。

良性腫瘍は浸潤、転移、悪液質を起こすことはありません

要因

●たばこの煙には約60種類の発がん物質が含まれていて、男性患者の約3割はたばこが原因と推定されています。

●食習慣や飲酒、塩分の取りすぎも発生要因です。運動不足と肥満も含め、生活習慣に様々な要因が存在しています。

●このほか持続感染(ウィルス、細菌、寄生虫)、発がんリスクの高い職業、環境(大気汚染、紫外線など)などが要因としてあげられます。

 

2. 加齢とガン

●加齢によって免疫力が低下します。免疫細胞によるガン化した細胞の処理が十分に行えなくなります。

●男性の前立腺ガンは加齢とともに多くなっていきます。

●ガンが検査でわかるほどに大きくなるのは10年から20年かかるとも言われています。

つまり寿命が長くなればなるほど発症者が増えるということになります。長寿大国の日本はガン大国でもある所以ではないでしょうか。

 

ガン発生の仕組み

 

男女別・部位別 ガン死亡数

2018年の死亡者数

 

 

3. 今日のまとめ

ガンは日本人の死因1位の非常に恐ろしい病気ですが、日常の生活習慣を改善することによって羅漢率を低減させることができます。

また定期的に健康診断や検査を受ける習慣があれば早期発見にもつながり治療できる可能性も高くなります。

ガンに羅漢してしまうとご自身の命の問題だけでなく、ご家族を悲しませ、経済的な負担も大きくなってしまいます。正しい知識の元、ご自身の生活を振り返り、できることはやっていただきたいと思います。

 

今日はこれまで。

引き続きよろしくどーぞ!

 

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