【現役ケアマネが本音解説】ケアマネと合わない・トラブル時の対処法|担当者交代の正しい伝え方
【現役ケアマネが本音解説】ケアマネと合わない・トラブル時の対処法|担当者交代の正しい伝え方

 

※この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。現役ケアマネとして実際に家族から受ける相談や、業界の内側を踏まえて誠実に解説しています。

こんにちは、ふみーずです。

東京都内にて現役在宅ケアマネージャーとして居宅支援事業所で勤務しております。

 

「ケアマネに連絡しても折り返しがない」
「希望を伝えても聞いてくれない」
「ケアマネを変えたいけど、どう伝えればいいの?」

こうした相談を、私は同業の立場から家族の方から個別に受けることがあります。実際、ケアマネと利用者・家族の相性や対応に悩むケースは少なくありません。

 

この記事では現役ケアマネが「業界の内側」を正直に話しながら、以下を解説します。

  • ケアマネ業務の範囲(誤解されがちな点
  • 本当に問題のあるトラブル7パターン
  • 変える前に試したい家族・本人ができるアクション
  • 知っておきたい「シャドーワーク」の問題
  • 担当者交代を要請する正しい伝え方
  • 事業所ごと変更する場合の具体的手順
  • 新しい事業所の選び方
  • 良い関係を築くための家族側のコツ

 

1. まず知ってほしい「ケアマネ業務の範囲」

家族の方が「これってトラブル?」と悩むケースの多くは、実は制度上の標準的な運用であることがあります。本当の問題と区別するため、まず業務範囲を整理します。

 

誤解されがちなポイント(実はトラブルではない)

これはケアマネのサボりではありません
❌「月1回しか訪問しない」
月1回モニタリング訪問は運営基準(標準)です。これ以上は必要時のみ。❌「電話一本ですぐ来てくれない」
→ ケアマネは緊急対応の職種ではありません。緊急時は医療機関やサービス事業者へ。

❌「家事や直接介護をしてくれない」
→ ケアマネはケアプラン作成・サービス調整役。家事代行・直接介護はヘルパーや家政婦の仕事です。

❌「夜間休日も対応してほしい」
→ 24時間対応は制度外。緊急時は地域包括支援センターや救急が窓口です。

 

本当のトラブルになるライン

これは正当な改善要求の対象
✅ 状態変化を伝えても訪問・対応しない
✅ 入退院など重要時の連絡で折り返しが翌日以降
✅ ケアプランの希望を一切聞かない
✅ 同一法人系列の事業所ばかり紹介する(囲い込み)
✅ 加算/減算の説明がない、料金が不明瞭
✅ 個人情報を無断で他に話す
✅ 高圧的・侮辱的な態度これらは事業所として改善が必要なレベルです。

 

2. よくあるトラブル7パターン(ケアマネ視点の本音つき)

 

① 連絡が取れない・折り返しが遅い

家族の声:「電話しても出ない。折り返しもない」
ケアマネ視点:ケアマネは40〜45件を担当するのが現在では一般的で(2024年度介護報酬改定でICT活用・事務員配置事業所は45件まで逓減なし)、日中は訪問・移動・書類で電話に出られない時間が多いのは事実です。ただしその前に、家族側のアクションも確認したいポイントがあります。

折り返しがない前に確認したいこと(家族側)
留守番電話にメッセージを残しましたか?
着信履歴だけでは、ケアマネ側は「何の用件か」分からず優先度を判断できません。「○○の家族の××です。△△の件でご相談したいので、折り返しお願いします」と用件と緊急度を録音しておくと対応が速くなります。・事業所の代表電話にも伝言を依頼しましたか?
担当ケアマネが訪問中の場合、代表番号に電話し事務員に伝言を残すと確実に伝わります。

メールやFAXは利用しましたか?
電話以外の連絡手段が用意されていることが多く、記録にも残るのでおすすめです。

これらをしているのに24時間以内に折り返しがないのは事業所として問題です。担当ケアマネに繋がらない場合は事業所の管理者に直接電話するのが有効です。

 

② ケアプランの希望を聞いてくれない

家族の声:「こうしてほしいと言っても『無理』『難しい』で終わる」
ケアマネ視点:制度上難しいケースは確かにありますが、代替案を出さずに「無理」だけで終わるのは不適切です。「なぜ無理なのか、代わりに何ができるのか」を文書で説明してもらいましょう。

 

③ 高圧的・冷たい・話を聞かない

家族の声:「上から目線で意見を聞いてもらえない」
ケアマネ視点:相性の問題もありますが、家族の意見聴取は介護支援専門員の基本業務。本人・家族のニーズアセスメントは義務です。改善が見られなければ担当者交代を要請する正当な理由になります。

 

④ 状態変化に気づかない・対応が遅い

家族の声:「認知症が進んだのに同じプランのまま」
ケアマネ視点:モニタリングは状態変化を捉えるための業務です。本人や家族から状態変化を伝えても3週間以上動きがないのは怠慢。すぐ事業所に苦情を入れて構いません。

 

⑤ 事業所の囲い込み(同一系列ばかり紹介)

家族の声:「同じ法人のヘルパーやデイサービスばかり提案される」
ケアマネ視点:これは運営基準違反の可能性があります。ケアマネは複数の選択肢を提示し、本人・家族が選ぶのが原則。「他の事業所も比較したい」と明確に伝えてOKです。応じなければ市区町村の介護保険課に相談しましょう。なお単独型(併設なし)の居宅支援事業所は構造上この問題が起きにくい傾向があります。

 

⑥ 説明不足・料金が不明瞭

家族の声:「何にいくらかかるのか分からない」
ケアマネ視点:サービス開始時の重要事項説明・契約書での料金説明は義務。加算/減算(特定事業所加算など)の内訳説明を求める権利があります。曖昧な答えしか出ないなら能力不足のサインです。

 

⑦ 約束を守らない・記録の不正確

家族の声:「『次回までに調べておきます』と言ったまま放置」
ケアマネ視点:これは信用問題。面談時の話を必ず書面(モニタリング記録のコピー等)で残すよう要求できます。

 

3. その前に「家族・本人ができること」を見直す

ケアマネを変える前に、家族・本人側の関わり方を整えることで解決するケースは少なくありません。「変えてみたら新しい人も同じ」とならないために、まず以下を確認してください。

 

家族ができる6つのアクション

① 連絡時は用件と緊急度を明確に
留守電・伝言・メールで「○○の件で△△までに返答ほしい」と具体的に伝える。「ちょっと相談したい」だけだと優先度判断ができません。
② 困りごと・希望は書面で渡す
口頭だけでは伝達ロスや「言った言わない」が起きます。A4 1枚に「困っていること」「希望」「優先順位」をまとめてケアマネに渡すと、ケアプランへの反映率が劇的に上がります。
③ 状態変化はその場で連絡+記録
転倒・服薬忘れ・認知機能変化などは気づいたその日に連絡。日付・状況をメモや写真で残すと、ケアマネがプラン変更の根拠にできます。後から「最近よくあるんです」では動きにくいのが現実。
④ 面談時はメモ・後で確認メールを送る
面談で合意した内容(「次回までに○○を調べる」など)はその場でメモし、面談後に「本日確認した内容は以下です」とメールで送信するとお互いの認識ズレを防げます。
⑤ キーパーソンを一本化
家族の中で連絡窓口を1人に決め、ケアマネと共有。複数の家族から別々に連絡が入ると、ケアマネは情報整理に追われ対応の質が落ちます。家族会議で方針統一してから伝えるのが理想。
⑥ 介護保険制度の基礎を学ぶ
「何ができて何ができないか」を家族が知っているとケアマネとの対話が建設的になります。過剰な要求や見当違いの不満を防げます。入門書1冊持っておくと面談時に役立ちます。

 

【参考】ケアマネの現在の担当件数事情

2024年度改定後の担当件数

2024年度(令和6年度)介護報酬改定により、ICT活用や事務職員配置を行う居宅介護支援事業所では、ケアマネ1人あたりの標準担当件数が44件まで(逓減制適用なし)、その後49件まで段階的に軽減という体系になりました。

主任ケアマネはさらに多くを担当可能で、現場では1人で40〜45件を担当するのが当たり前の状況です。「すぐ動いてくれない」と感じる前に、この現実を知っておくと建設的に対話できます。

ただしこれは「丁寧な関わりをしなくていい理由」ではありません。担当件数が多くても優先度判断を適切に行い、必要時には動くのがプロのケアマネです。

 

知っておきたい「シャドーワーク」問題

ケアマネのシャドーワークとは
介護業界で近年問題視されている「ケアマネのシャドーワーク」とは、本来のケアマネ業務(ケアプラン作成・サービス調整・モニタリングなど)の範囲を超えた、報酬の対象にならない無償労働のことです。
家族からの「ちょっとお願いね」が積み重なり、断りづらい関係性の中でボランティアのように引き受けているのが現場の実態です。

 

よくあるシャドーワーク例

  • 通院の付き添い(本来は介護タクシー・家族・移動支援サービス)
  • 買い物代行・荷物運び(本来はヘルパー・家族・買物代行サービス)
  • 役所/銀行手続きの代行・付き添い(本来は家族・成年後見人)
  • 入院時の付き添い・身元引受(本来は家族)
  • 引っ越し・大掃除の手伝い(本来は家族・業者)
  • 家族間トラブルの仲裁(本来は家族・専門相談機関)
  • ペットの世話・処遇相談(本来は家族・動物関連団体)
  • 葬儀・死後事務の対応(本来は家族・死後事務委任契約)
  • 近隣トラブル対応(本来は自治会・行政)
  • 緊急時の家族代わりの即時駆けつけ(本来は緊急通報サービス)

 

なぜ家族側も知っておくべき?

「ケアマネさんがやってくれるもの」と思い込んだ依頼が積み重なると、担当ケアマネは本来業務(ケアプラン作成・サービス調整)に時間を割けなくなり、結果として担当世帯全体のケアの質が下がります。

つまりシャドーワークの要求は、回り回って自分のサービスの質を下げることに繋がります。これは家族側にとっても他人事ではありません。

 

家族側が意識したい「線引き」

依頼前に確認するチェックリスト

ケアマネに何かをお願いする前に、自問してみてください:

✅ それはケアプラン作成・サービス調整に関わることか?
家族でできることを「忙しいから」と丸投げしていないか?
専門サービス(介護タクシー・成年後見・買物代行)に切り替えられないか?
地域包括支援センター・自治体窓口が本来の窓口ではないか?

「これはケアマネの仕事なのか分からない」場合は、率直に「これはケアマネさんにお願いしていい内容ですか?」と聞くのが一番良いです。プロは自分の業務範囲を明確に伝えてくれます。

 

ケアマネからの本音
私たちは家族の困りごとを放っておけない性分の人が多く、目の前で困っているとつい手を差し伸べてしまいます。でも本来の役割は「適切な社会資源に繋ぐこと」
「これはケアマネの仕事じゃない」と断ることは、決して冷たいわけではなく制度を健全に保つために必要なことです。家族の皆さまもこの構造を知っていただけると、本当に助かります。

 

【実践テンプレ】困りごとを書面で伝える例

A4 1枚で渡す書面の例
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【○○(利用者名)について】
作成日:2026年○月○日/作成者:長女 ××■現在困っていること(優先順位順)
①最近、夜間にトイレの回数が増え、転倒しそうになる
②食欲が落ち、体重が1ヶ月で2kg減少
③入浴を嫌がるようになった

■家族の希望
・夜間のトイレ対策(ポータブルトイレ・センサーマットなど)を検討したい
・栄養面の相談ができる事業所を紹介してほしい
・入浴介助に経験豊富なヘルパーを希望

■相談したいこと
・要介護度の区分変更申請のタイミング
・福祉用具レンタルの選択肢

■家族の連絡可能時間
平日18時以降 / 土日終日
キーパーソン:長女(携帯090-XXXX-XXXX)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このように事実・希望・連絡方法を一枚にまとめて渡すと、ケアマネは優先度をすぐ判断でき、次の面談時に具体的な提案を持ってこられます。

 

【実践テンプレ】面談後の確認メール例

面談後にケアマネへ送るメール例
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件名:本日のモニタリング内容の確認(○○宅/長女××)△△ケアマネージャー様

本日はお時間いただきありがとうございました。
確認のため、本日の話し合い内容を以下にまとめます。

【本日確認した事項】
・夜間頻尿対策としてポータブルトイレを検討
→○○事業所から見積もり予定
・デイサービス追加の方向で本人と相談を継続
・主治医意見書を踏まえ次月以降に区分変更申請

【△△様のご対応事項(次回までに)】
・福祉用具事業者からの提案資料
・デイサービス見学日程の調整

【こちらの宿題】
・本人の意向を再確認し○月○日までに連絡

認識違いがあればご指摘ください。
よろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

これだけで「言った言わない」のトラブルがほぼ消えます。

 

連絡のベストタイミング

ケアマネに繋がりやすい時間帯
避けたい時間:平日午前9〜12時(訪問・移動が集中)/月末(給付管理業務でデスクワーク多忙)
繋がりやすい時間:平日14〜17時(事業所に戻っていることが多い)/火・水・木の午後
緊急時:時間関係なく即連絡+留守電に「緊急」と明記事業所の代表電話に「○分後にまた電話します」と伝言を残すと、ケアマネが戻り次第折り返してもらえます。

 

感謝・労いの一言が関係を変える

ケアマネが嬉しい家族の振る舞い
「いつもありがとうございます」「お忙しい中、本当に助かりました」
こうした一言が担当ケアマネの優先度を上げるのは事実です。私たちも人間ですから、感謝が伝わる家族には「もう一歩踏み込んで動こう」という気持ちが自然に湧きます。逆に毎回クレームや圧をかけられると、必要最低限の関わりに留まりやすくなるのも正直なところ。これは事業所として改善すべきでもあり、家族側のアプローチでも変えられる部分です。

 

利用者本人ができる4つのアクション

① 自分の言葉で希望を伝える
家族が代弁しすぎると本人のニーズが歪みます。本人の言葉で「○○したい」「△△は嫌だ」と直接伝えることでケアプランの精度が上がります。
② サービス利用後の感想をフィードバック
「デイサービスのお風呂が熱すぎる」「ヘルパーさんの掃除が雑」など具体的に良し悪しを伝えると、ケアマネが事業所に改善を依頼できます。我慢して続けるのが一番もったいない。
③ 体調変化は自分から伝える
「眠れない」「食欲がない」「足が痛い」など、本人にしか分からない変化はケアマネへ自発的に伝える。家族経由より早く正確に伝わります。
④ 「分からない」と言える勇気
専門用語や手続きで分からないことは「もう一度説明してください」と遠慮なく伝える。分からないまま頷くのが一番のトラブルの元です。

 

ケアマネからの本音
これらを実践していただける家族・本人とは、私たちケアマネも「より細やかに、より丁寧に」関わりたくなります。ケアマネとの関係は「車の両輪」。どちらか一方が欠けてもうまく回りません。
ご家族・本人側のアクションを整えても改善されない場合は、それは本当に「変えるべきケース」です。次章の手順に進みましょう。

 

4. STEP1:まず「同じ事業所内で担当者交代」を要請する

 

ケアマネと合わないと感じたら、いきなり事業所変更ではなくまず同じ居宅介護支援事業所内で担当者交代を要請するのが現実的です。

 

交代要請の伝え方(テンプレ)

管理者へ電話する際の伝え方

「お世話になっております。○○の家族の××です。担当ケアマネージャーの△△さんの件でご相談があり、管理者の方とお話しできますでしょうか」

[管理者が出たら] 「実は△△さんと意思疎通が難しく、ケアプランへの希望が反映されないと感じております。今後も継続的にお願いする上で、可能であれば別の担当者へ変更していただけないでしょうか」

[理由を聞かれたら、具体的事実を1〜2点伝える] 例:「○月○日に状態変化を相談したが3週間返答がない」
「複数事業所の選択肢を求めたが提示されない」など

 

ポイント
事実ベースで伝える(感情論より具体例)
「変更してほしい」と明確に口頭で伝える
・記録に残るよう、後日メールでも依頼内容を送るのがおすすめ
・「契約を切るとは言っていない、担当者だけ変更したい」と伝えると話がスムーズ

 

正当な理由があれば、事業所側は担当者変更を拒否できません(介護保険法 居宅介護支援運営基準)。

 

5. STEP2:事業所ごと変更する場合の手順

管理者対応に不満、あるいは事業所自体に問題がある場合は、居宅介護支援事業所の変更を行います。

 

事業所変更の流れ

  1. 新しい居宅介護支援事業所を選定(次章で解説)
  2. 新事業所に連絡し、引受け可能か確認
  3. 市区町村の介護保険課へ「居宅サービス計画作成依頼届出書」を提出(新事業所が代行することも多い)
  4. 現事業所に契約解除を伝える(書面または口頭)
  5. 新ケアマネが初回訪問・アセスメント・ケアプラン作成(必要に応じて訪問介護事業所等の関連サービスも再検討)

 

事業所変更で利用者負担はある?
居宅介護支援費は全額介護保険から給付(利用者負担なし)。事業所を変えても料金変更はありません。月の途中で変更する場合、その月の給付は原則として変更後の事業所に支払われます。

 

6. STEP3:新しい居宅介護支援事業所の選び方

 

選び方のポイント

  • 事業所の規模:常勤ケアマネ3名以上の事業所は特定事業所加算を取得しており、研修体制・サポートが充実
  • 併設サービスの有無:単独型(併設なし)は中立性が高く、特定事業所への誘導が起きにくい
  • 地域包括支援センターの評判:市区町村の包括センターに「中立で対応の良い事業所」を聞ける
  • 主任ケアマネの在籍:困難ケース対応力が高い
  • 口コミ・実績:地域内での評価

 

情報収集ツール
厚生労働省の介護サービス情報公表システムで、地域の居宅介護支援事業所の常勤人数・特定事業所加算の有無・運営方針などが公式情報として確認できます。事業所選びの一次情報源として活用してください。

居宅支援事業所の選び方の参考記事

居宅支援事業所(併設なしのケアマネ事業所)で働くメリット・デメリットでは、単独型ケアマネ事業所の特徴を業界視点で解説しています。事業所選びの参考にしてください。

 

7. STEP4:新しいケアマネと良い関係を築くコツ

事業所を変えても、関わり方が同じだとまたトラブルになりがちです。家族側のスタンスも次のように整えると関係が良くなります。

 

  1. 初回面談で「家族の希望・困りごと」を文書で渡す(記録に残り正確に伝わる)
  2. キーパーソンを明確化(連絡窓口を一本化)
  3. 感情ではなく事実で伝える(「最近こういう変化がある」と具体的に)
  4. 連絡手段を確認(電話・メール・LINE 対応可能か)
  5. ケアマネにも限界があると理解する(35件担当の現実)

 

ケアマネからの本音
私たちケアマネも人間です。家族から「いつもありがとうございます」の一言があるだけで、より丁寧に動こうという気持ちになります。一方で無理な要求や人格否定的な言動が続くと、業務の優先度が下がるのも正直なところ。「言うべきことを冷静に伝える」家族との関係は、ケアマネ側も大切にします。

 

8. 知っておくと役立つ介護保険の基礎知識

ケアマネとの対話で正当な要求と過剰な要求を区別するには、介護保険制度の基礎知識が役立ちます。家族介護者向けの入門書を1冊手元に置いておくと、面談時に話がスムーズになります。

 

家族介護者向け 介護保険の入門書

ケアマネとの対話を建設的にするため、介護保険の基礎を1冊学んでおくと面談時にも役立ちます。家族介護者向けの図解入門書(『スッキリ図解 介護保険』など)が定番です。書店やネット書店で「介護保険 図解 入門」で検索すると複数のロングセラーが見つかります。

ケアマネ資格関連の参考書については以下の記事もあわせてご覧ください。

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9. 今日のまとめ

この記事の6つのポイント

  1. 月1回モニタリング訪問は標準運用でトラブルではない
  2. 本当の問題は状態変化への無対応・囲い込み・希望無視など
  3. まず同じ事業所内で担当者交代を要請するのが現実的
  4. 事業所変更は利用者負担なしでいつでも可能
  5. 事業所選びは特定事業所加算・単独型・主任ケアマネ在籍を確認
  6. 変える前に家族・本人側のアクションを見直す(書面で希望伝達・キーパーソン一本化など)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ケアマネとの関係は、在宅介護の質を大きく左右します。「合わなければ変えていい」のが原則です。我慢を続けるより、正しい手順で改善することがご本人にも家族にとっても良い結果に繋がります。

現役ケアマネとして、皆さまのお役に立てる情報を引き続き発信していきます。

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