不整脈とは? 主な症状や原因、治療方法は?

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こんにちは、ふみーずステディです。

東京都江戸川区にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。

 

今回は”不整脈”についてご説明いたします。

不整脈とはどういう状態かというと、脈の打ち方がおかしくなることです。

脈の打ち方がおかしいとは、異常に速い脈(頻脈)や遅い脈(徐脈)、脈が飛んだり抜けたりるつことを指します。

このように心拍の状況をもとに大きく分けると『速い』『遅い』『飛ぶ・抜ける』の3つのタイプになります。

 

不整脈の主な原因は、心筋梗塞狭心症、心臓弁膜症、心不全などの心臓病です。

甲状腺(首にある内分泌器官で、甲状腺ホルモンなどのホルモンを分泌するところ)や肺に病気がある方もリスクがあります。

さらに、健康な人でも、加齢やストレス、睡眠不足、過労、アルコールの多飲、喫煙、薬の服用などによって不整脈は起こることがありますので、誰にでも起こりうる症状が不整脈です。

 

 

1. 不整脈の概要

不整脈とは脈拍が不正な状態をいい、脈が早くなる頻脈性不整脈と遅くなる徐脈性不整脈があります。

不整脈が起こりにくい体質改善を目指しましょう。

 

2. 主な症状

頻脈脈拍数が1分間に100拍以上。旨が苦しく、動悸がします。脈がさらに早くなると、吐き気、冷や汗、意識が遠のくといった症状が出ます。

徐脈脈拍数が1分間に60拍以下。めまいがしたり、ひどい場合は意識がなくなります。

期外収縮:ほとんどの場合は自覚症状がありません。

自覚症状は様々で人によって異なります。

脈が飛ぶ、胸がドキドキする、締めつけられる感じ、胸のあたりがモヤモヤするなどがあります。

心臓の病気がなければ特に心配しすぎることはありません。

 

3. 原因

●加齢に伴い、心肺機能が衰えることによって起こります。

●睡眠不足、不規則な食事生活、疲労、運動不足、転職、将来の不安など、体や精神的なストレスから起こります。

●心臓病、高血圧症、甲状腺異常でも不整脈が出やすくなります。

 

 

4. 治療方法

徐脈:ペースメーカーを体内に取り付けます。

頻脈:足の血管から入れたカテーテルの先端から高周波を流し、頻脈の原因となっている心臓の筋肉の一部を焼きます(カテーテルアブレーション)。

抗不整脈薬を服用します。

 

井上耕一先生監修 制作バイエル薬品株式会社

5. ご家族、支援者(ケアマネなど)が把握するべきポイント

こころの状態 ➡ 疲労や運動不足、転職や将来の不安や悩み事などのストレスを抱えていませんか。

話し相手を作って、不安や悩み事を聞いてもらい気持ちがリラックスできるようにします。

生活習慣 ➡ 飲酒や喫煙の習慣はありませんか。

喫煙をしているようであれば禁煙します。

食事内容 ➡ 食事は規則正しく、バランスの取れた内容にします。

十分な睡眠時間 ➡ 寝具や寝室など入眠しやすい環境を作ります。

定期的な脈拍の測定 ➡ 脈拍数、脈のリズム、結滞の有無、新たな不整脈の出現などをチェックします。

既往歴や現病歴の把握 ➡ 先天性の疾患(循環器系)、後天性の疾患(心疾患、高血圧など)について確認します。

ペースメーカーや植え込み型除細動器の注意事項 ➡ 電磁波を発するもの(IH調理器、IH炊飯器、電動工具や磁気など)を胸に近づけないように配慮した住環境をつくります。

 

6. 今日のまとめ

恐いのは、命にかかわる致死性の不整脈です。

リスクが低い不整脈なのか、致死性の不整脈なのか、見極めるには専門医の診断が必要です。

息切れやめまい、意識の消失などの症状があったら、なるべく早いうちに病院で診てもらうことが大切です。

 

今日はこれまで。

引き続きよろしくどーぞ!

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