高血圧症とは? 高血圧症状や治療方法、予防するには?
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こんにちは、ふみーずステディです。

ケアマネージャーとして高齢利用者を担当すると様々な疾患を患っている利用者様がいらっしゃいます。

ケアプランを作成、在宅生活を支えていく上でこれらの疾患はどのような疾患か?症状か?治療方法は?予防するには?という知識が必須です。

そこで高齢者がかかりやすい疾患について簡単にではありますが、解説してまいりたいと思います。

ケアプラン作成の一助になればうれしいです。またケアマネージャーでなくとも患者様のご家族や知人にとってお役に立てる内容です。

 

今回は【高血圧症】についてお話しいたします。

 

1. 高血圧症の概要

高血圧症には、①本能性高血圧②二次性高血圧の2種類があります。

多くの場合で自覚症状はほとんどありません。

しかしながら動脈硬化が進行すると脳卒中や心筋梗塞などになってしまうリスクを伴います。

 

①本能性高血圧:特に異常は感じないのに血圧が高くなる高血圧症。ほとんどの高血圧症は本能性高血圧と言われています。

②二次性高血圧:腎臓病やホルモン異常などの原因疾患によって起こる高血圧症です。

 

ワンポイント

収縮期血圧(上の血圧)拡張期血圧(下の血圧)について学びましょう。

心臓は縮んだり膨らんだりポンプのように動作して血液を全身に送っています。

収縮期血圧(上の血圧)とは、心臓が縮んで動脈に強い圧力がかかっている時の血圧の値です。最大血圧とも呼ばれています。短い時間で血液を送り出すので動脈に圧力がかかり上の血圧が高くなります。

反対に心臓が広がって大動脈が元に戻り血液が抹消の血管に送られます。拡張期血圧(下の血圧)とは、心臓が広がって圧力がかかっていない時の血圧の値で、最小血圧とも呼ばれます。このときは時間がかかって血液が先に送られるため、拡張期血圧も下がります。

 

【成人の高血圧の分類】

 

↓日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン」をご参照ください↓

 

2. 主な症状

自覚症状はほとんどないと申し上げましたが、以下の症状が現れたら高血圧症の可能性があります。

頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り感じる。

●進行していくと、、、動悸、胸痛、むくみ、足のしびれなどが起きてくる。

 

3. 原因は?

①本能性高血圧 ➡ 遺伝や環境的な要因による。塩分の取りすぎ、肥満、過剰な飲酒、精神的ストレス、運動不足、野菜や果物などのミネラル不足、喫煙が原因に挙げられます。

②二次性高血圧 ➡ 原因疾患によって患うため、それが治ると改善されます。

 

4. 治療方法は?

①本能性高血圧 ➡ 食事療法や運動療法などの生活習慣を見直すことが改善に最適な方法です。生活習慣を改善しても効果が表れない場合は、薬物療法で治療します。

②二次性高血圧 ➡ 原因疾患の治療を行います。

 

一般的には、クリニックや病院の内科、その中でも循環器科での受診が推奨されます。

 

5. ご家族、支援者(ケアマネなど)が把握するべきポイント

以下の内容を把握し、緊急時に対応できるように確認しておくようにしましょう。

血圧測定の仕方 ➡ 測定の場所(医療機関や自宅など)、測定者(自己測定、介助者、医療職など)、測定回数(一日何回測定するか)を確認する。

容態変化時の対応 ➡ 本人、家族が急変時に対応できる体制があるか。緊急時はだれがどのように対応、連絡等するか確認しておくことは重要です。

例えば160mmHg/100mmHg以上が3回続く場合や収縮期血圧が100mmHg以下が3回続く場合などは医師に相談する。主治医に対象患者の適正な数値を確認しておくことは大切です。

医療機関から交付される『血圧手帳』を持っているか ➡ 血圧の数値を把握し、毎回記録する。

お薬手帳の確認 ➡ なんの薬を服用しているか確認する。通常は高血圧以外の薬も同時に服用している場合がほとんどなので全ての薬を確認するようにしましょう。最近は『お薬の説明書』という薬の写真付き、説明が書いてある用紙をもらえるので確認しましょう。

服薬状況の確認 ➡ 飲み忘れはないか、副作用はあるかなどを確認する。

 

6. 血圧の目標数値を意識した生活を送るためには・・

自覚症状が現れにくい、生活習慣の改善が難しいなどの理由から目標数値を意識して規則正しい習慣(食事制限、適度な運動など)を継続していくことは簡単ではありません。家族や支援者の協力が必要です。

バランスの良い食事 ➡ 塩分(1日6g未満が目標)、脂質の制限、栄養管理、調理方法や調理支援など考慮して生活習慣を改善する。

本人のセルフケア ➡ 散歩やウォーキングを行う。血圧測定は定期的に行い、目標数値を意識する。

家族の協力 ➡ 買い物、バランスの取れた食事提供、服薬管理や服用確認、緊急時の対応、受診後の変更の対応などの協力してもらう。

地域の市民センターや体育館等 ➡ 体操や水泳など適度な運動が行える施設へ通う。

デイサービス等の利用 ➡ 適度な運動を行う。トレーナーや理学療法士などのプロの指導や支援の下運動を行うことができる。

ヘルパー等の利用 ➡ 服薬状況の確認や調理、買い物支援(ただし家族が同居していると原則家事は不可)をおこなう。

 

 

7. まとめ

高血圧の状態を放置しておくと動脈硬化を促進し、脳卒中、心疾患、慢性腎臓病などの重病につながってしまいます。

血圧が高めとわかったら早めに受診し、治療が必要か否か、原因は何かを知ることが大切です。

本人は病気について把握することはもちろんですが、高齢の方の場合ご自身で管理できない場合も多々あるのでご家族や支援者、医療従事者がフォローする必要があります。

どんな疾患で、どのように予防や治療、生活習慣の改善が必要であるか把握しておくようにしましょう。

 

今日はこれまで。

引き続きよろしくどーぞ!

 

 

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