腎・泌尿器の基礎知識

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こんにちは、ふみーずステディです。

東京都江戸川区にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。

 

今回は【腎・泌尿器の基礎知識】についてご説明していきます。

腎臓とは、 左右1個ずつあり、こぶし程度の大きさで、重さは1個約150グラムほどでそら豆のようなかたちをしています。

後腹膜というお腹の背中側、背骨の両脇、横隔膜(おうかくまく)の下にあります。

泌尿器とは、腎臓を含む尿を作り出し、体外に排出するために働く器官の総称です。

 

1. ”しくみ”と”はたらき”

●腎・泌尿器は、腎臓、尿管、膀胱、尿道からなり、血液から不要な老廃物などをろ過し、尿として体外に排出するはたらきをします。

【腎臓】

・左右一対の臓器で、糸球体という毛細血管の束で老廃物をこし出して尿を作り、尿管に送ります。

塩分の排出量をコントロールすることで血圧を調整し、骨を強くするビタミンDや赤血球をつくることにも関わってきます

【尿管】

・腎盂(腎臓との接合部)から膀胱までを結ぶ長さ25センチの管です。

・腎臓で作られた尿を蠕動運動により膀胱へ運びます。

【膀胱】

・尿を一時的にたくわえる筋肉でできた袋状の器官です。

・たまった尿の量で縮小し、正常容量は約200~300mlです。

【尿道】

・尿を体外に排出する器官です。長さは男性では、約20センチ、女性では約4センチです。

・男性の場合は精液の通路であるため、生殖器でもあります。

 

 

2. 加齢に伴う変化

腎臓では、ろ過作用や尿を濃縮・希釈する能力などが低下します

膀胱の尿をためられる量が少なくなります

また尿を我慢する能力が低くなったり、尿道への尿の流れが遅くなったり、排尿後に残る尿の量が多くなります。

これらは、排尿障害の原因となります。

●尿道を閉じるための筋力が低下し、尿失禁(排尿障害のひとつ)の原因となります。

●男性には、膀胱の真下に尿道を取り囲むかたちで前立腺という期間があり、これが肥大することがあります(前立腺肥大症)。

尿道の尿の流れが妨げられ、排尿困難(排尿障害のひとつ)や腎不全の原因となります。

 

 

3. 尿をつくるしくみ(図)

4. 今日のまとめ

毎日トイレで行う排尿ですが、体の中で血液がどのようにろ過されてどのような経路を通って排出されるか理解しておくことは大切です。

 

今日はこれまで。

引き続きよろしくどーぞ!

 

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