ケアマネージャーを辞めたい方 継続するための3つの大切なこと
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こんにちは、ふみーずステディです。

ケアマネに限らず仕事を続けていく過程の中で様々な困難やトラブルに見舞われることがありますね。

困難なケースを担当しなければならないこともありますので、給与も安いし割に合わないと感じて「ケアマネなんかもう辞めたい!」と思われることもあるのではないでしょうか。

「ケアマネ歴ながいし仕事が単調に感じてもう飽きてしまった」という声もベテランになればなるほど聞かれます。

 

新たに挑戦したい仕事があって、準備は万全、最低限の収入は得られるというのであれば、是非挑戦して全力投球するべきだと思います。人生一度しかないので充実した人生を送るには熱意を持ってできる仕事が一番です。

 

しかしながら、なんとなくやめたい、面白くないから辞めたい、だけの離脱は後悔する可能性が高いです。

 

せっかく介護福祉士として頑張って実務経験を積んで、体はって勤務しながら、夜な夜な受験勉強をして、合格率十数パーセントの難しい資格に合格して、ケアマネとしてのキャリアを始めたのであれば、是非続けていただきたい!と思いまして私が考える【ケアマネを続けるために大切な3つのこと】を記事にいたしました。

 

1.ケアマネを続けるために必要であり大切なこと

 

どんな仕事や職種でも続けていくために大切なことって共通している気がします。特に大切な3つのことを話したいと思います。

 

その1 成長意欲を持ち続けること

 

ケアマネという職業を通じて自分自身が成長することだと思っています。

ケアマネとして一流になることを目指したり、ケアマネージメントを通して人としての成長実感を感じたり、とにかく「自分は成長するんだ!」意識的に意欲を持って取り組むことが継続するためにはとても大切です。

ケアマネを通じて、得られる経験や知識、出会い、ネットワークはあなた自身にしか得られない唯一無二の出来事がたくさんあります。

高齢者や家族と出会って、その方々の深い人生の中をいきなり目の当たりにするような職業はなかなかないので、非常に深みのある仕事でもあります。

高齢者や家族の気持ちに共感する、介護者の気持ちを共有する、サービス事業所のネットワークを構築する、介護保険制度の知識を豊富に持ち、医療機関のネットワークを構築する、医療保険制度の知識や疾患の知識を得るために勉強する、インフォーマルサービスや自治体独自の福祉サービスの情報を常にアップデートする、チームで共有するためしっかり書類作成する、実地指導や監査対策のため常に緊張感を持っている、相談業務技術を磨き上げながら、できるだけ自立した生活を送ってもらう。

成長するには内容が濃い職種であり、立場であると考えます。

 

ケアマネ業をやっていると日々失敗の連続です(私は特に多いと思います)。失敗を通じて反省し、改善する。この繰り返しで相談援助技術の質が向上してくと信じています。

注意不足や準備不足で同じような失敗を繰り返してはいけませんが、失敗することによってうまくいかない方法を学びながら成長していくと思っています。

 

ケアマネ協会や自治体が開催している研修に参加することも技術の向上に繋がるので是非参加するようにしてください。横のつながりもできるので毎回の参加は難しくても極力は参加する方がベターです。

達成感や成長を実感しながら意欲持って取り組めるよう、自分自身は何が成長のモチベーションになるのかしっかり考えるようにしてください。

 

その2 休みを取ること 残業しないこと

 

常勤ケアマネであれば、週休二日で9時〜18時勤務が一般的ですが、有給を含めてしっかりと休みを取り、残業はしないことが大切です。

 

厚生労働省の【健康づくりのための睡眠指針 2014】によると研究の結果、覚醒して仕事ができるのは起床後の12時間〜13時間と提言しています。*以下引用

【健康づくりのための睡眠指針 2014】によると【人間が十分に覚醒して作業を行うことが可能なのは起床後 12~13 時間が限界であり、起床後 15 時間以上では酒気帯び運転と同じ程度の作業能率まで低下することが示されている】ので朝の7時に起床した場合、夜の19時〜20時には覚醒して作業を行えないことになります。

43ページ 8-②睡眠不足は結果的に仕事の能率を低下させる 参照

 

疲労が溜まっている状況では、質の高い相談援助はできませんし、失敗やミスが起こります。自分自身にとっても利用者や家族にとっても望まない結果になる可能性が高くなってしまします。

 

残業が多く、休みが取れない環境ではプライベートでもうまくいかない状況が起こります。家庭を持っている場合は、夫(妻)や親、子供とのコミュニケーションが少なくなってしまったり、家事が滞ってしまったりすることにより、互いに不満を募らせてしまうようなマイナスな影響が出てきます。

 

これから家庭を持つ方にでも残業が多い、休みが取れない環境であれば、子供を産んで子育てする、親の介護で面倒が見れないなど非常にマイナスです。

 

休みはしっかり確保し、残業しない効率的な働き方をしましょう。

 

 

その3 信頼できる仲間を作ること 

 

自社、他社問わず信頼できる同志を作ることは自身のモチベーションを保つためにも成長を促すためにも必要です。

ケアマネは他の介護事業と異なり、自身で裁量を持ち、決定していく機会が多い立場です。

当然利用者や家族の意向をプランに取り入れて、介護目標を設定しますが、利用者に関わる担当ケアマネはあなた一人です。利用者に必要なサービスを見極め候補の事業所を選定し、利用者に紹介する。様々な医療や介護サービスを紹介しますが、同じ立場の職員同士が利用者に関わっていくサービス事業所と異なり、担当ケアマネは一人なので同じ立場で相談できる関係者がいません

チームケアを統率する立場ではありますが、閉鎖的な側面もあります。サービス事業所にとっては利用者を紹介してくれるクライアントの側面があるので、本音で助言や指摘しにくい関係であることも事実です。

だからこそ、信頼できる同志が必要と考えます。同じ立場のケアマネの相談者も必要ですが、サービス事業所の仲間も必要です。訪問介護、通所介護、福祉用具、ショートステイ、病院、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなどの専門家と信頼できる関係性を構築することは自分自身の技術向上やモチベーションの維持、利用者や家族の満足度に繋がるはずです。

信頼できる関係性を作るためには真剣にケアマネジメントを考えることや本音で語ることが大切だと考えます。

 

2.今日のまとめ

 

大半の方々の働く一番の理由は収入を得るためでしょう。収入がないと生活していけないからです。しかしながら、一定の収入額(最低限必要な収入)を超えた時に、働く理由は少し変化してくるはずです。

仕事そのものに魅力を感じて仕事をしているかが大切になってきます。

自分自身が心身ともに健康な状態で成長を感じ続けながら、担当の利用者や家族に満足してもらうには、【ケアマネを続けるための3つの大切なこと】を意識してみてはいかがでしょうか。

 

引き続きよろしくどーぞ!

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