こんにちは、ふみーずステディです。
東京都江戸川区にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。
今回は”急性肺炎”についてご説明したいと思いますが、その前に、、、
新型コロナウィルスの蔓延、感染者が急増に伴い、安倍首相が【緊急事態宣言】を発令いたしました(玲和2年4月7日)。
現時点(玲和2年4月10日)で国内にはコロナ感染者数が5553名、死亡者数108名の被害者がいらっしゃいます。
その中でも東京都の感染者が最多の1519名、関東他県では、神奈川県381名、千葉県354名、埼玉県285名の感染者が確認されています。
関西では、大阪府616名、兵庫県287名、九州の福岡県では250名の感染者が確認される状況です。
当該7都府県が【緊急事態宣言】の対象となります。
世界的に医療崩壊や経済的な壊滅を招いている新型コロナウィルスですが、特効薬がないために根治ができずに重度化するケースが増えています。
コロナウィルスの怖い点は、体力がない人や持病を持っている免疫が弱い人がウィルスにかかってしまうと肺炎などを発症し、重度化→死に至らしめることです。
したがって、普段から体力をつけるための食生活や運動、病気にならないために健全な生活習慣を意識することが大切になります。
1. 急性肺炎の概要
肺は体内の二酸化炭素と、体内に取り込んだ酸素を交換する重要な器官です。その肺の組織が、細菌やウイルスなどの病原体に感染し、炎症を起こしてしまうのが肺炎です。
急性肺炎の初期症状は、発熱や咳、痰(たん)などがみられ、風邪と見分けがつきませんが、放置すれば命に関わる危険があります。
2. 主な症状
●急な発熱(38℃以上)、咳・痰、胸痛、呼吸困難、腹痛、筋肉痛、全身の倦怠感などがあります。
●胸部レントゲン写真に新しい陰影がみえます。
●胸部聴診で雑音(息を吸う時のパリパリ、ゴロゴロという音)が聞こえます。
●高齢者の肺炎では発熱がない場合もあり、咳や痰も軽度であることがあります。
3. 原因
●細菌やウィルスの感染によります。
●風邪やインフルエンザに感染し、体力がなかったりすると肺炎に進展することがあります。
●細菌性肺炎の多くは、口や鼻の中に存在する一般菌によって起こります。
4. 予防方法
●手洗い・うがいを習慣にし、必要な時はマスクを着用して感染予防を行います。外出から帰宅した際や作業後は、うがいや手洗い、口腔ケアをして清潔を保つようにします。
●インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの摂取により重度化を防ぎます。
5. ご家族、支援者(ケアマネなど)が把握するべきポイント
①体力の低下 ➡ ウィルスに感染しやすい体力低下はないでしょうか。
②普段と違う様子はないでしょうか ➡ 高齢者の場合は、発熱などの症状が現れにくいのですが、元気がなかったり、食欲不振など普段と違った様子が見られないでしょうか?
③発症原因の把握 ➡ 病院内や施設内での発症の場合、体力低下や抵抗力低下によって重度化する恐れがあります。
④バイタルサインの確認 ➡ 呼吸数や脈拍数の定期的な測定と数値に異常がないかなどの確認を行いましょう。
⑤室内の環境整備 ➡ 保湿(湿度40〜60%)、保温、換気、二次感染防止を行うなど、室内の清潔を保ちましょう。
⑥栄養状態の改善 ➡ 十分な水分補給と消化の良い食事を取りましょう。
6. 今日のまとめ
もし肺炎になってしまった場合の治療に関しては原則として抗菌薬の投与が必要で、入院治療が一般的です。
心身の健康状態によって重度化するか治癒するか大きく左右するので健全な生活習慣を維持することは肺炎に限らず、健康寿命を伸ばす秘訣と言えるでしょう。
私は過去インフルエンザに2回かかった経験があります。
1回目はインフルエンザのワクチンを摂取していない状態でかかってしまいました。40℃の発熱があり、トイレに行くこともままならない状況でしたが、2回目のインフルエンザはワクチンを事前に摂取していたので40℃近く熱発したのにも関わらず、普通に自宅内で生活ができていました。
インフルエンザのワクチンを摂取しておくことは強くオススメいたします。
今日はこれまで!
引き続きよろしくどーぞ!
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