日本人の死因 1位である【癌(がん)】の基礎知識・生活習慣病・検査方法
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こんにちは、ふみーずステディです。

 

今回は【癌(ガン)】の基礎知識について記事にいたします。

ご存じの方も多いと思いますが、日本人の死因・死亡率1位は『悪性新生物(がん)』です。

続いて、2位は心疾患(心臓疾患)3位は脳血管疾患(脳梗塞など)・肺炎と続きます。

 

どの疾患も普段の生活習慣によって罹患率が高まる生活習慣病なので、食生活や運動などを含む生活習慣によって、徐々に健康を害してしまい病気になってしまうといえるでしょう。

 

『癌(ガン)』と一言で言っても様々な種類のガンが存在します。

 

 

1. がん「5年後生存率」公表

全国がんセンター協議会が2008年~2010年に診断したがん症例の5年生存率を4月に公表しましたので、まずは概要をご覧頂きたいと思います。

 

部位別のがん5年生存率

以下の一覧表は性別や年齢分布は考慮せずに、すべての死亡を計算に含めた実質生存率が算出されました。

実測生存率とは、すべての死亡を計算に含めた生存率なので、がん以外の死因による死亡も含まれます。

 

部位 実測生存率(2008年~2010年診断症例)
全症例

(手術していない患者含む)

手術症例

(手術した患者)

①食道がん 41.7% 52.8%
②胃がん 67.6% 72.3%
③大腸がん 70.3% 74.4%
④肝臓がん 32.6% 54.9%
⑤胆嚢胆道がん 25.2% 43.3%
⑥すい臓がん 8.5% 22.8%
⑦喉頭がん 67.7% 57.8%
⑧気管・肺がん(腺がん) 49.9% 78.1%
⑨肺がん 39.7% 72.3%
⑩乳がん(女性) 91.1% 94.1%
⑪乳がん(男性) 85.4% 90.4%
⑫子宮頸がん 74.4% 87.5%
⑬前立腺がん 87.9% 96.6%
⑭膀胱がん 62.5% 67.0%
⑮甲状腺がん 89.3% 92.8%

がんに罹患し5年の生存率が50%を下回る数字は赤字にしました。

 

各種がんの概要

各部位の写真やイラストと一緒に各種がんお概要を添付します。ガンの種類によって要因が異なったり、現代では要因が明らかになっていないガンもあります。

 

①食道がん ②胃がん

①口から胃につながる赤色の導線(イラスト)が食道です。食道がんは約半数が食道の中央付近からでき、次に食道の下部に多くできます。

食道の内面をおおっている粘膜の表面からでき、食道内にいくつも同時にできることもあります。

発生する主な要因は、喫煙と飲酒です。

 

 

②胃がんは、胃の壁の内側をおおう粘膜の細胞が何らかの原因でがん細胞となり、無秩序に増えていきます。発生要因としては、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染ヤ喫煙があります。

 

 

 

③大腸がん

③大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、腺腫という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。肛門近くの大腸の罹患率が高くなっています。

 

 

 

④肝臓がん

④肝臓には、代謝、解毒作用、胆汁の生成・分泌の3つの機能があります。肝臓の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものです。同じ肝臓にできたがんでも、肝臓の中を通る胆管ががん化したものは”肝内胆管がん(胆管細胞がん)”と呼ばれています。

 

 

 

⑤胆嚢胆道がん ⑥すい臓がん

⑤胆嚢(たんのう)は、肝臓(かんぞう)で作られた胆汁を溜めておく働きをしています。

胆のうや胆のう管にできた悪性腫瘍を胆のうがんといいます。また胆のうがん、胆管がん、乳頭部がんを合わせて胆道がんと呼びます。

 

⑥食べ物を消化するすい液を作り、十二指腸に送り出します。また、血液中の糖分の量を調節するホルモンを作り、血液の中に送り出す機能も担います。

膵臓にできるがんのうち90%以上は、膵管の細胞にできます。
これを膵管がんといい、膵臓がんとは、通常この膵管がんのことを指します。

膵臓がんのリスク因子としては、慢性膵炎や糖尿病にかかっていることや血縁のある家族内に膵臓がんになった人がいること、そして肥満、喫煙などがあります。

 

 

 

⑦喉頭がん

⑦嚥下時の食物の気管や肺への誤嚥防止、発声などの機能があります。

喉頭にできるがんを喉頭がんといい、喉頭がんは頭頸部がんの1つです。

がんができる場所によって、「声門がん」「声門上部がん」「声門下部がん」の3つに分けられています。この中で最も多いのは声門がんで、喉頭がんの半数以上を占めています。

 

 

⑧気管・肺がん(腺がん) ⑨肺がん

⑧腺組織とよばれる上皮組織から発生するがんです。胃、腸、子宮体部、肺、乳房、卵巣、前立腺、肝臓、膵臓、胆のうなどに発生します。

⑨肺がんとは、気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したもので、予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、適度な運動、肥満予防、感染予防が効果的といわれています。

 

 

 

⑩乳がん(女性) ⑪乳がん(男性)

⑩⑪乳がんの多くは乳管から発生し、「乳管がん」と呼ばれます。

乳がんの原因には、女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっています。

体内にエストロゲンを加える経口避妊薬の使用、閉経後のホルモン補充療法は乳がんの発生する危険性を高めます。

がん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、適度な運動、肥満予防、感染予防が効果的といわれています。

 

 

 

⑫子宮頸がん/女性特有のがん

⑫子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部とよばれる部分から発生します。子宮の入り口付近に発生することが多く、婦人科の診察で観察や検査がしやすいために比較的発見されやすいといわれています。

子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しています。HPVは、性交渉で感染することが知られているウイルスです。

喫煙も、子宮頸がんの危険因子であることがわかっています。

 

 

⑬前立腺がん/男性特有のがん

⑬前立腺の細胞が正常な細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。前立腺がんのリスクを高める要因として、前立腺がんの家族歴、高年齢が明らかになっています。

 

⑭膀胱がん

⑭膀胱がんは、尿路上皮ががん化することによって引き起こされます。

膀胱がんのリスク要因は喫煙です。男性の50%以上、女性の約30%の膀胱がんは、喫煙のために発生すると試算されています。

 

 

 

⑮甲状腺がん

⑮甲状腺の一部に腫瘍ができるもの(結節性甲状腺腫)のうち、悪性の腫瘍を甲状腺がんといいます。発生要因のうち、確実なものは若年時(特に小児期)の放射線被ばくがあります。

血縁のある家族内に甲状腺がんになった人がいると、発生する可能性が高くなると考えられています。

 

 

 

前述したがんの種類は一部です。また詳細は国立癌研究センターのホームページにて閲覧できるので参考にしてください。

2. 今日のまとめ

国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめたんを防ぐための新12か条”が、がん研究振興財団から2011年に公開されました。

この新12か条は日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものですのでがん予防に効果があるはずです。

 

  1. たばこは吸わない
  2. 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
  3. お酒はほどほどに
  4. バランスのとれた食生活を
  5. 塩辛い食品は控えめに
  6. 野菜や果物は不足にならないように
  7. 適度に運動
  8. 適切な体重維持
  9. ウイルスや細菌の感染予防と治療
  10. 定期的ながん検診を
  11. 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
  12. 正しいがん情報でがんを知ることから

 

生活習慣病のひとつであるガンは正しい生活習慣にすればリスクが大幅に軽減できるのでご参考いただければと思います。

 

今日はこれまで。引き続きよろしくどーぞ!

 

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