こんにちは、ふみーずステディです。
東京都江戸川区にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。
今回は”大腸がん”についてご説明いたします。
大腸といっても様々な部位があり、入り口から出口の経路には、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸S字部、上部直腸、下部直腸、肛門管があります。
腫瘍ができる場所によって大まかに『結腸がん』と『直腸がん』に分けることができます。
1. 大腸がんの概要
大腸がんは、長さ約2メートルの大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、日本人ではS状結腸と直腸にできやすいと言われています。
女性より男性に多く、日本人では食生活の欧米かに伴い、増加傾向にあります。
2. 主な症状
●初期には自覚症状がほとんどありません。
●血便・下血があります。
また、便が細い、便が残る感じがします。
●下痢と便秘を繰り返します。
お腹が張ったり、腹痛を伴うことがあります。
●貧血を起こします。
●原因不明の体重減少があります。
3. 原因
●40~50歳代から増えはじめ、高齢になるほどラカン率が高くなります。
●直系の親族に同じ病気の人がいるとリスクが高くなります。
●過体重と肥満で結腸がんになるリスクが高まります。
●飲酒や食生活の欧米化による高脂肪食の過剰摂取、野菜や食物繊維の摂取不足に関係していると言われています。
4. 治療方法
●早期のものは、内視鏡手術で切除します。
●進行がんの場合は、外科的(開腹)手術を行います。
●手術による切除が困難な転移が起こった場合は、手術に加え放射線療法や化学療法(抗がん剤治療)を行います。
5. 今日のまとめ
大腸がんの症状として血便があるが、痔と症状が似ていることから、痔と判断されて放置されることがあります。
早期の段階で発見できるように、消化器科や胃腸科、肛門科などを受診することが望まれます。
今日はこれまで。
引き続きよろしくどーぞ!
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