レビー小体型認知症とは? 主な症状や原因、治療方法は?
    こんにちは、ふみーずです。 東京都在宅介護の現場にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。   今回は【レビー小体型認知症】についてご説明いたします。 レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症についで多く、脳血管性認知症とともに『三大認知症』といわれています。 また、アルツハイマー型認知症は女性に多くみられますが、レビー小体型認知症は男性に多い傾向があります。  

1. レビー小体型認知症の概要

レビー小体型認知症は、初期に幻視や妄想が出現し、アルツハイマー型認知症パーキンソン病に似た運動障害が出る疾患です。 進行すると寝たきりになることも多く、早期の正確な診断と治療が重要です。    

2. 主な症状

●いかにも現実に見える具体的な幻視が現れます。 夕方から夜にかけて多く起こり、小動物や人が見えることが多いです。 ●1日の中で、平静な状態から無気力になったり、興奮・錯乱状態に陥ったりといった症状を繰り返します。 ●動作が緩慢になる、手足が震える、転倒しやすくなる、嚥下障害を起こすなど、パーキンソン病のような症状を伴います。 ●起立性低血圧や、便秘・尿失禁などの自律神経障害を伴います。 *起立性低血圧とは,急に立ち上がったり,急に動いたとき,または長時間立ち続けていたときなど,立ちくらみやめまいなどを起こして血圧が下がった状態です。   【アルツハイマー型認知症との違い】 ・アルツハイマー型認知症に比べると、記憶障害は比較的軽い症状です。 しかし運動障害は顕著で、転倒のリスクが高く、寝たきりにもなりやすいです。 【パーキンソン病との違い】 ・姿勢反射障害や歩行障害がパーキンソン病より顕著で、安静時の振戦は少ないです。    

3. 原因

●レビー小体という異常なタンパク質が、認知機能をつかさどる大脳皮質にたまることが原因です。    

4. 治療方法

●精神症状に対する抗精神薬治療、運動症状に対する抗パーキンソン病薬による治療、自律神経障害に対する血圧コントロールなどを行います。 *アセチルコリン:脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの減少が、レビー小体型認知症の記憶障害にかかわっているため、アセチルコリンを増加させる治療を行うことで、記憶障害が改善されます。  

5. ご家族、支援者(ケアマネなど)が把握するべきポイント

医療受診の確認 ➡ 認知症の診断の有無、本人の認識の程度や受診の頻度、適切な服薬などに留意します。 主治医からの情報提供を受け、通院介助が必要か、付添者は医師からの説明が理解できるかなどを確認いたします。 ●初期症状・後遺症などによる日常生活の支障 ➡ 初期症状では、幻視・妄想が70~80%を占めます。 ほかに、うつ症状、睡眠時の異常行動、起立性低血圧、便秘、倦怠感、脳血管障害発症による麻痺などの後遺症の有無に留意します。 ●周囲とのコミュニケーション状況 ➡ 幻視や物盗られ妄想などから、周囲への迷惑やトラブルは発生していませんか。 ●生活意欲を引き出す ➡ 家事などの役割分担により抑うつにならないよう気分転換を図りながら、自立支援を促します。 ●住環境の整備 ➡ パーキンソン症状を伴う場合の転倒防止や、幻視を軽減するために室内の明るさを調整します。  

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6. 今日のまとめ

アルツハイマー型認知症では、もの忘れや徘徊などが目立ちますが、レビー小体型認知症では、実際にはないものが見える幻視、大声での寝言などの症状が出現します。 また、頭がはっきりしているときと、そうでないときの差がはげしいなどの症状が多くみられます。    

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  最後までお読みいただきありがとうございました。 認知症の方とご家族の生活を支えるために、適切な情報・サービス・専門職の活用が大切です。不安があれば、お住まいの地域の地域包括支援センターや担当ケアマネージャーにお気軽にご相談ください。
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