こんにちは、ふみーずステディです。
私は居宅支援事業所にてケアマネ業務をしていますが、仕事をしていると様々な失敗がありますよね。
今回のテーマ『今日の失敗』にて、「やってしまった、、、どうしよう、、、(涙)」という事例をじゃんじゃんご紹介し(そんなに失敗したらまずいのですが・・)、事例を共有することによって未然にそれらの失敗を回避してもらいたいと思います。
「普通そんなことで失敗するか!」と突っ込まれてしまうかもしれませんが、『ついついウッカリ!』『そんなつもりじゃなかったのに・・』『相手は分かっていると思った・・』などなど、些細なことや勘違いから失敗してしまうことも少なくないのではないでしょうか。
1. 失敗は『担当者会議の開催前』にて起こりました、、
それでは私が実際にしくじってしまった事例を紹介したいと思います。
それはなぜ起きてしまったか!?
『担当者会議の主旨を利用者家族にしっかり説明しなかった』からです。
今回の事例の利用者様は、数ヶ月前に他のケアマネから引き継いだ方で、初めから関わっていなかったために利用者や家族の担当者会議に対する認識を”私が十分に理解していなかった”ことが1つのきっかけになっていると感じます。
利用者様およびご家族が担当者会議の趣旨を理解しているものだと思いこみ、私から担当者会議とは?を説明していなかったことが失敗の原因となってしまいました。
失敗の経緯
利用者Aさんの担当者会議での出来事。
利用者の状況・環境
Aさんは夫と二人暮らしで、福祉用具、訪問介護、通所リハビリを利用しながら在宅生活を送っています。
既存の通所リハビリのレベルは高く、Aさんはしっかりとリハビリに励んでいました。
とてもリハビリに意欲的で以前から他のリハビリデイサービスにも関心を抱いていました。
前回のモニタリング
前回のモニタリング訪問の際に、「他のリハビリデイの利用をしたいので手配お願いします!」と利用のお申し出があったのですぐにデイの空き状況を確認し、利用につなぐことができました。
本人、家族、各サービス事業所と担当者会議の日程調整して、全事業所から参加できるの回答をいただくことができました。
担当者会議当日
担当者会議当日、利用者宅前に10分前に到着し、玄関前で待機していると福祉用具の担当者が来られました。
その担当者と5分ほど話をした後、入室5分前になったので玄関のインターホンを押しました。
いつものようにご主人が玄関で迎え入れてくださいました。
あれっ?なぜ福祉用具のBさんが来ているんだい?
以前も開催したことがあるとおもいますが・・
まさかの展開に戸惑いましたが、改めて利用者および家族に説明不足であったと謝罪をして、あとから来たデイ相談員さんと担当者会議を開催することができました。
たまたま通所リハの担当者と訪問介護の担当者は緊急事態発生したようで不参加となりました。運が良いのか悪いのか・・
反省するべき点
以前にも開催履歴があり、利用者、家族が担当者会議がどういった趣旨で開催するものか?ということを理解しているであろうと勝手に思い込んで事前説明をしなかったことが今回のようなトラブルに発展してしまいました。
あとから話してくださったのですが、実は利用者様が現在利用中の通所リハに不満を抱いていて新しいデイに切り替えていきたいという思惑があったと吐露されました。
既存の通所リハの担当者に来られてしまうとその不満を言えないので全員出席は好ましくないという心境であることがわかりました。
私としては既存の通所リハと新たなリハデイで共通認識を持つために担当者会議でしっかり共有しておこうと考えていましたが、利用者の不満・本音を見過ごしてしまい、担当者会議、出席者の説明も省いてしまう失敗を犯してしまいました。
『趣旨を理解しているであろう』と思っていても、利用者様やご家族は私たちと同じレベルで理解していると思ったら大間違いと認識しました。
それを肝に銘じて利用者目線で丁寧に説明、提案していくべきと深く反省した出来事でした。
2. 今日のまとめ
今回の失敗を次回に生かすために・・
◎担当者会議の主旨をしっかり説明した上で、出席者は誰であるか、何人が出席予定かを説明し理解していただくこと
◎契約の際には担当者会議の開催時期や目的を説明して、担当者会議の開催時に改めて説明すれば万全である
今日の失敗いかがでしたでしょうか?
今後も失敗事例を記事にて共有していきたいと思います。
引き続きよろしくどーぞ!!
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