こんにちは、ふみーずステディです。
東京都江戸川区にて現役在宅ケアマネージャーとして単独居宅支援事業にて勤務しております。
今回は組織の一部を観察しガンの診断を行う【病理検査】について記事にいたします。
1. 病理医による最終診断
病気の疑いのある組織の一部を切除、または内視鏡検査で採取して標本を作製し、顕微鏡で観察・診断することを病理検査といいます。
CT検査やMRI検査などの諸検査をしても病状を確定できない場合に行います。
標本は検体が腐らないようにホルマリン処理し、”*パラフィン”で固めて数”*マイクロメートル”の薄さに切り、ガラスに貼り付けて作成します。
検査を担当するのは病理医です。
病理医は標本を観察して悪性腫瘍か否かなどを診断します(病理診断)。
その結果に応じて今後の治療方針がなされます。
*パラフィン= 蝋(ろう)を浸み込ませた防水性の紙、蝋紙(ろうがみ)ともいう。
*マイクロメートル= 1マイクロメートルは1000分の1ミリメートル。
2. 病理検査の流れ
⇒異常の観られる組織の一部を採取し、標本を作成する。
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⇒病理医が顕微鏡で標本を観察し、腫瘍であるか否かを判断する。
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fa-arrow-circle-righ《腫瘍でない場合》
⇒腫瘍ではない場合、なぜ生じたのか原因を特定する。
・体の一部に熱・痛み・赤みなどが生ずる症状。
・通常のものと変わった性質をもつこと。
もしくは、
《腫瘍の場合》
⇒腫瘍の場合は両性花悪性化を診断する。
・病気が良好な経過をたどって治療できる性質であること。悪性でないこと。
・ガンであること。悪性の腫瘍は近接する組織へと侵攻して破壊し、体の別の部位に転移する可能性がある。
悪性の場合、進行具合を診断します
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3. 今日のまとめ
このように病理検査は、主にガンの発見、診断を目的として行われます。
微量の組織や細胞を注射針や内視鏡鉗子で採取して顕微鏡で観察して調べる検査です。
今日はこれまで。
引き続きよろしくどーぞ!
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